嗅覚

普段考えてること、猫とか、すきな人のこと。

聞こえた?それとも見えた?

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折角快速の隣駅までは帰ってこれて
朝一番の電車に乗ったっていうのに
いよいよ家が近くなって 自動販売機でお水を買おうとバッグの中を見て
お財布を忘れてきたことに気が付いてしまった

精算がなくて PASMOで帰ってこれて
お財布を開く瞬間が丸でなかったの
あぁここまで来たのに いっそひと眠りしてからでも…って考えたところで
鍵をお財布の外ポケットに入れていることに気付いて
階段を登りきる前に引き返した

そんなこんなで1時間くらいのロスですわ
これがもっと離れた駅でやらかしてたらキツかったけど
幸いひと区間で行き来できる場所だったから
こんな朝でもとんぼ返りが上手くできた

さて どうして帰って来れなかったのかって
会社の飲み会で盛り上がり過ぎたからなんだけど
いい感じの酔い具合で移動できたからよかった
いつもの味噌汁すら必要としていないレベル

大体いつも 人事の人が途中まで送ってくれたりするんだけど
普段は神奈川方面だから 山手線のところで別れるところを
既に向こうも帰れない時間になってて
弟が住んでるって辺りまで一緒に来てくれた
そして別れ際 なんだかやんわりと告白めいた発言を耳にした

うちの会社っていう関係がなければ、とっくに

そこまでは聞き取れたんだけど
その後になんて言ったのかがわからなかった
けど 聞き返すこともできずにただ笑った

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実は4日の夜も別件で帰れなくなり
帰る方向が同じ人と漫喫に行って、朝解散したんだけど
山手線から乗り換えるとき ふと目に入ってきた人が居て
ドア横で大きなキャリーケースに腰掛けて
サングラスをした20代半ばくらいの男の人
ベージュのパンツでちょっと足首を出して
ブラウンの革靴を合わせてるのが可愛いなって思った
それでなんとなく彼のことを思い浮かべたら
急にその人が彼なんじゃないかって気持ちになって
電車を降りた後に振り向くと
あろうことか その彼もあたしの方を振り返った

いや、まさか
翌日は平日だっていうのに こんな朝にそんな荷物持って
電車で一体どこへ向かってるというのか
そう思うことにして 急激に会いたい気持ちを押しとどめつつ
何かしら 近い内に連絡をしようとだけ決めた

そしたら昨日の夕方17時も過ぎた頃
今日行くわ、22とか23くらい。
って連絡が来て
会社の飲み会なんだって言ったら また今度ってなったけど
早い時間からうちに来るって連絡してくるのは
きっと去年の夏頃以来なんじゃないかな

これが単に あたしの気持ちと共鳴したからなのか
電車の彼がきみだったのか
どっちかなんじゃないかって 思っちゃって

そんな背景があったのももちろんなんだけど
未だに彼から連絡が来ると 一気に心臓がドキドキして
耳が熱くなるのを感じるんだ
緊張しちゃう人と待ち合わせをしてて 会った瞬間
一時的に顔が赤くなっちゃうことって前は結構あったんだけど
それと近い現象が 彼に対しては連絡が来たときに起こる

そしてロマンスを感じる出来事のお蔭で妙な夢を見た
困ったもんだなぁ
あたしは合鍵作って 待っていよう