6月に観た映画4本
□ファントムスレッド
オートクチュールのドレスデザイナーとその彼女(後に奥さん)の話。
神経質で生活はほぼ完全にルーティン化させることで精神の安定を保つことを大事にしてるレイノルズ。
立ち寄ったお店でナンパしたアルマと付き合い出して、一緒に生活する中で(アトリエ兼自宅にすぐ女性を住まわすタチ)
仕事資本のレイノルズにアルマはこれまでの女性と同じく寂しさを募らせるし
レイノルズもこれまでの女性にそうしてきた様に同じような返しをするんだけど
そこで子どもが親を振り向かせたくてするような過度な行為に出るのがアルマ。
毒キノコ入りの料理で弱ったレイノルズを甲斐甲斐しく看病してプロポーズさせるなんて!笑
自分の調子のいい時は好きにしてたいけど、弱ると女性に母性を求めて素直に甘えるっていうのは
色んな男性に通じるところがあるんじゃないかなぁ
勝手だと思うけど、最終的には嫌いなバターマシマシで作られたこれみよがしな毒キノコソテーを
わかってるのに目の前で食べてみせたりして
自分ではそういう勝手な所をコントロールできないけど、辛くなったらそうしてくれていいんだと
アルマの激しい部分も受け入れてるみたいだったし
交われない部分はあるけど愛してる、その一つの愛の形として成り立ってるのかすごい
リリーフランキーと安藤サクラが夫婦で、樹木希林と松岡茉優が血縁なのはわかるんだけど
トータルなんで一緒に住んでるのかよくわからない…!のまま推移した映画(
祥太はゆりちゃんに盗らせた時にお店の主人から注意されたのをきっかけに
今まであんまり疑問なくやってた万引きが悪いことなんじゃないかって考えるようになって
最後に「わざと捕まった」って言い方したのもよかったなぁ。
内容が内容だし、ゆりちゃんまだ小さいから施設じゃなくて両親の元に返されちゃうのはいたし方ないのかもしれないけど
ゆりちゃんがまた一人になってる姿は切なかった
愛してるって 理想的な形でかならずしも表現できない事もあるけど
血が繋がってなくても家族になれるんだって感じられた作品
お前ちゃんと仕事しろよ、ガンだろうが娘の事件の犯人を挙げないで死ぬなよ
といった趣向で広告を出して、めちゃ妨害されるも
看護が必要とされる状態になる前に死ぬことを決めてたぽい署長の3通の手紙で色々と状況が変わったね
犯人を見つけて復讐するとか、そういうラストではなかったけど
赦しの連鎖が起きて 何が解決したわけでもないけど続いていくだろうこれからの日々がリアル
息子を守ることを優先しつつも学校に入学させることを決めたママと、普通の男の子として接してこういうのがカッコイイぞ、と励ますタイプのパパ
どちらに偏ることなくいいバランスで作用してるんだよなぁ
オギーの描写はもちろん、お姉ちゃん、その親友、オギーの友達と
周りの人たちにスポットを当てて描いていくことで
君は太陽ってサブタイトルの意味がわかってくるその感じ好きよ
友達の男の子めちゃ見たことある。。って考えてたら、サバービコンの息子役だった
ノア・ジュプ。
オギー役のジェイコブ・トレンブレイはルームで観たときめちゃ可愛い男の子だなーって思ってたんだけど
2年で急成長したというか、顔つきがだいぶ変わったな〜