嗅覚

普段考えてること、猫とか、すきな人のこと。

三度目のフェルメール、フェルメール展

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今回の展覧会ではフェルメールの35点?中9点が展示されるとあって

めちゃ混雑が予想されたことからか、初の日時指定制での入場になってたから

ちょっと前から行く日を決めて行ってきたん

当日チケットを買って入る人達は中々の列になってたよ

 

ちなみにこれまでに観たフェルメールの作品は

マウリッツハイス美術館展での真珠の耳飾りの少女

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ルーヴル美術館での天文学者

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真珠の耳飾りの少女、めっちゃ記憶あるのに6年前だと…?ってビビっている

 

こういう企画展って高くても1,800円くらいなもんなのに

今回は2,500円とお高いじゃないって思ってたら

音声ガイド無料、各展示作品の紹介冊子付きになってて納得

無駄な混雑を避けるために色々してくれてたみたい( Ö )

 

構成としては当時のオランダ絵画の文化を見ていく感じで

レンブラントの弟子の作品もちょこちょこあった

肖像画と言えば貴族のもの、ってイメージだったけど

裕福な家庭の一般市民なんかも専属の画家をもって描いてもらってたらしい

あとは風俗画が流行りなんだなーという中で

フェルメールの作品は最後の章にすべてまとめられての展示だったんだけど

1枚だけ聖書をモチーフにした絵を描いてたのが発見だったなぁ

 

ちょっと前に特番でフェルメール展のことをやってたのを録画してて

一応前日の夜に予習しておこうと思って見てたんだけど

ウルトラマリンブルーをラピスラズリから作っているんだよ…とやってる途中で眠くなってきちゃって

実は終盤寝ててぼんやりとしたテンションで行ってしまった(

 

フェルメールの作品は書き直しされてるものが半数以上と他の画家と比べて多く

意味を持ちそうなモチーフを消してたり

女性がピアノを弾いてる作品では先生との距離を離しながらも鏡に映る視線は変えないままだったり

赤い帽子の娘は逆さにすると男性の顔を描かれた跡があって

娘を正位置で見た時の目の位置が完全一致してる謎がどうとか言っていた

 

これまで観たことのある作品は、1枚だけ単体で見てたからそう感じてなかったんだけど

音声ガイドの最後に「フェルメールの日常を切り取った画風は今のSNSみたい」って言われてて

フェルメール作品だけの空間を見て歩いてその言葉がしっくり来た

カメラのある時代に生きてたら写真家も有り得たかもしれないな、と思う

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物販ではワイングラスのポストカードをゲット!

有名な絵の転写作品?も中々の売れ行きだった

 

次は誕生日ら辺に行く予定だったムンク展!

壮絶な気持ちになってしまう予感