食べ物の好き嫌いとファーストタッチ
姪を預かってこんな風に過ごしたんよね
と話をすると
子どもの頃から下手に良いもの食べさせちゃうと大衆的なお店で喜ばなくなるから
あんまり良いものは敢えて選ばない方がいい
と言う人が居た
あたしは大人になって、ちょっと良さ目なお寿司屋さんとか
ほんとに海鮮が売り!みたいはお店で食べるまでは
マグロの味に無感情だったのを思い出した
ファミリー向けの回転寿司やスーパーで売ってるお刺身類
お手頃な宅配寿司で食べるマグロを美味しいものだって思ったことがなかったから
マグロの初競りとか見ても 日本はマグロ文化よな、風物詩的なもんなのかな
グルメリポートは盛って言うだろうしそんな騒ぐものじゃなくないか
って思いながら生きてきたわけなんだけど
(ネギトロの方がまだ美味しくない?の感覚)
大人になってから相手が頼んだマグロを一緒に食べて美味しいと感じた時
ああ今まで魅力の見えないものしか食べてなかったんだって気付いたの
子どもなんて大して味わかんないんだから安いもので十分とか
今これで美味しいって言ってるんだからいいやとか
考える親も少なくないのかもしれないけど
美味しい?って聞かれて(普通に食べれるし)美味しいよって答えてることはあっても
また作って!あれ食べたい!とリクエストする程ほんとに美味しいと思ってるかはまた別の話なわけで
色んなものを色んな風に食べさせて好みを探っていく事も必要なんじゃないかなとも思う
ちなみに姪とは 肉食べたいって言われて焼肉ランチしたんだけど
(夜は買い物で疲れてサイゼ)
姪は筋張ってたり焼きが強くて硬い仕上がりの肉は嫌がって口から出してるのを見たこともあって
現にメニューを選ぶ時、硬くなければなんでもいいよと言っていた
幸いディナーはちょっといい値段のお店だったから
ここのお肉なら平気だよって普通に頼んで
冷める前に食べたいから一度に焼くのは2枚までにしなよ、
それもう焼けてるんじゃない?食べれるよとか言いながら自分で焼かせて
その都度美味しく食べてもらうを繰り返した最後に
サイコロぽかったお肉だけは火の通りを心配してよく焼きになった結果硬い肉となった違いをもってして
焼くペースと焼き加減で美味しく食べられるって伝わってたらいいなぁ
その他、
子どもの頃無感情だった生クリームを使ったケーキも
すぐ気持ち悪くなってノルマ的メンタルで食べてた天ぷらも
水煮でしか食べたことなくて嫌だったマッシュルームも
これなら、この食べ方なら美味しいを見つけてからは全体的に好き嫌いが減った気がする
美味しいは楽しいだ
最初に食べたものが美味しくなかったせいでそれごと敬遠するようになっちゃうのは勿体ない