嗅覚

普段考えてること、猫とか、すきな人のこと。

日本画二本立て

奇想の系譜展と新・北斎展を観に行ったのさ

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集中して観る為に別日。

奇想の系譜と言えば、一昨年のベルギー画家の展覧会にも行ったなーとか思いながら
かといって日本画だしって気持ちだったんだけど
足の生えた鯉とかブリューゲルのそれを彷彿とさせたし
現代に生きていても不思議じゃないタッチを持った人もいて
歴史の中の日本画のイメージを塗り替えられた

 

ポスター左上の牛のお腹の辺りに
作中(長沢芦雪)では白い犬が座ってるんだけど
そのあまりの可愛さにガンガングッズ化されてた
(クッキーの抜き型になるくらい)

 

なんなんだ…?この鶏ちゃん…たくさん見てるうちにカッコ良く見えるぞ…!
とか(伊藤若冲)、
白隠慧鶴や歌川国芳はロックを感じるし
鈴木其一の色遣いは好みだし
etcヾ、素敵な人しか居なかったな

 

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葛飾北斎といえば波の絵ないし風景画ってイメージを持ってたんだけど

30代の頃から晩年の80代の頃までとボリューム満点の展示、

もちろん最初からそういう絵を描いてたわけじゃないし

挿絵も多く描いてて、扇子や団扇、漫画、錦絵から肉筆画、色んな媒体で作品を残してることや

絵手本を何冊も出してて 自分の持ってる技術を伝えていこうとしてる姿勢とか

偉大な人感がすごい(語彙力)

 

音声ガイドの語りが神田松之丞だったから借りてみたんだけど

ほんと興味を引く喋りをする人よなぁ