嗅覚

普段考えてること、猫とか、すきな人のこと。

名画には人が群がる

金曜に友達とメトロポリタン美術館展に行きましたん。

秋冬は特に食欲旺盛で

ご飯に関しては安い<美味しいになってきた

と言ってたから

お昼は気になってた上野アトレの

スペイン料理屋さん"バニュルス"にて。

ランチはパエリアかプレートらしく

ちょこちょこ色んなものを食べたいあたしはプレート

 

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サラダ、ピンチョ、豆料理、キッシュ、

本日の肉・魚料理にバケット

ここに+100円でデザートセットにして

オレンジの効いたカスタードクリームを*

友達はタルトを頼んでてそれも美味しそうだったなぁ

ヘルシーめなメニューなのにしっかり満腹

天気もよくてご飯は美味しくて

いい休日だなぁ

 

不忍口から京成の隣辺りから上野公園に入って

端から端くらいの距離を歩きつつ

イチョウの紅葉が見れて素敵な感じ

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落ち葉の絨毯って好きだな

下って行けば紅葉もある風だったけど

この時既に15時近かったから先を急ぐ

 

そして東京都美術館

 

今回は絵画と美術品の展示があって

美術品の面白い所を見付けてはつっこみ

二人でクスクスするのは学生の頃から変わらないなぁって

思わず懐かしんで笑う

(資料集で同じことしてたわ)

 

色んな絵を眺めてる中で

ミレーやルノワールの作品も少しあって

ミレーの柔らかい色使いが好きだなぁって新発見

あとルドンの彩色画も見れたし

ヤン・ブリューゲル(子)の絵も初めて見た

お父さんとはまた全然違う絵を描くんだね

同じ名前なら似た血が流れると思ってた←

あたしはお父さんの方が好み

 

そんな中 広告にもなってたゴッホの糸杉の前にだけ

他ではなかった人の集まり方をしてて

勿論素敵な作品なんだけども

個人的に感動する作品はちらほらあったのに

と考えた時に

あぁ、大勢の人たちは 自分の知ってる名画や話題の作品にしか

あんまり感動出来ないんだろうか

って思った

 昨日の夜"ヘッドハンター"を観てから尚更

 

その道を歩んでる人だとか

凄く好きで知識のある人でもなければ

この時代にこんな作風は、とか

こんな描き方は、なんて判らない

その分誰でも知ってる有名な画家だとか

高い評価を得ている画家だとか

そう云う部分で凄い、素晴らしい、と

思ってる部分があるんじゃないかって思う

 

前のバイト先で、美術館に行った時

知らない画家の絵ばっかりでつまんなかった

と言ってた男の子のことを思い出す

きっとこの子は有名な画家の絵だけがある展覧会に行ったら

凄い絵ばっかりで、見応えがあってめちゃくちゃよかった!

とか言うんだろう

少し寂しい気持ちになる

 

その点友達は気に入った絵を好きだと言って眺めて

ポストカードを買ったりして帰る

そんなとこが好き